先週土曜に行われたネイションズカップのレポートになります。
2018/4/7
レース名: TOUR DES FLANDRES ESPOIRS
カテゴリー :1.Ncup
距離:168km
ホイール:Bontrager Aeolus 3 D3 Tubular前後
ギア比:53×11
結果:71 TOP+6“11
今年のネイションズカップ第2戦。今回はチームで15位以内に食い込む人間を出すことを目標にレースに挑んだ。
その為の試走は7番のOude Kwaremontから最後までを実走でラインも細かく確認。
Japanチームは山本、石上、渡辺を最後の周回コースまで集団に残し15位以内を狙った。
スタート時の天候は晴れ。気温も半袖で問題ない良い天気だった。
スタート後から向かい風で逃げが決まりにくくいがペースは速い。30㎞程を消化しつつ前への動きに乗ることを数回行うが、逃げが決まりそうではなかった為集団前方でまとまれるようにチーム皆で心掛けた。
大きなトラブルもなく序盤からの石畳をクリアし、最初の勝負所であるKapelmuurへ向けて位置取りが激しくなるが、下見をしていた為通れるところから楽に通過。
その後の緩い横風区間に入る前にデンマークの選手がアタック。その後数名ずつ4,4,8名ずつ抜け出し12名が先行する。
90㎞を過ぎたところの補給所手前の上りでの位置取りに失敗し、集団後方まで後退。補給を受け取って前に一気にジャンプすることを松田選手に告げるが、落車により集団後方が割れ、2人で脚を使い集団に戻りそのまま次の上りに入る。
それを下るとOude Kwaremontに突入。必死で集団中腹まで戻るものの落車、チェーン落ちで再び集団後方。ここを越えた後方グループからPaterbergへ向けて全開で突っ込み石上、山本選手と3人で前のグループに食らいつく。
更に前のグループにはチームカーの隊列に抜かれた後に気合で踏んで追いつき周回コースに入り、そのままこのグループで完走。
ゴール前に飛び出した選手を含めて42位グループの71位でゴール。
周回コースに入るところまで先頭グループに居れなくては勝負することはできなかった。
補給所手前までは自分の理想的な展開で、イメージ通り進めることができ、調子も良かった。
しかし些細なミスが重なり勝負に絡めなかったのは自分のミス。常に冷静に対応し判断しなくてはならない。
最後のグルペット化したグループの中でも順位にこだわる姿勢を忘れていた。これはネイションズカップであり周りの選手はビッグクラブに所属している選手ばかり。その選手よりも前でゴールしている実績、結果を少しでもいいから前へということを再確認した。