Photo レースレポート

第90回全日本選手権ロードレースレポート

日曜日に行われた全日本選手権ロードレースエリートのレポートです。
結果は岡本選手の5位がチームの最高位。自分はDNFに終わりました。

少し日にちが空いて次のレースはJBCF石川の予定。またベースから作り上げたいと思います。

Photo:Itaru Mitsui

広島県森林公園
カテゴリー:Men Elite
距離:184.5km  (12.3km x 15laps)

天気:晴れ
FUJI SL1.1 5.0 5.0
結果:DNF TOP+: チーム最高位 岡本選手4位

久々の6月に行われる全日本選手権。現地には金曜に入り土曜に軽く乗りストレスフリーでレースに臨んだ。

1週間間に行われたレースでは各選手良い状態だったので、なるべくまとめてスプリントに持ち込むことを想定し立ち回ることを意識した。

スタート後は割と落ち着いたスタート。逃げに対して自分がフォローする事は意識したが、BS松田選手の単独逃げで幕を開けた。
数周回進むと逃げをやめて振り出しに。各チーム大逃げは行かせたくないが脚は使いたくない。そんな読み合いがある中でEFコンチのアタックが目立った。

50kmほどで落ち着いてトイレタイムになる。ここで数名先行すると53km地点で新城幸也選手が前へ向けて追走を開始。ここがレースの始まりだった。

1周回ほどハイペースで進むが後ろのチームメイトを考えストップ。予想外のペースアップだった。

TEAMUKYO、KINANのコントロールが入り、愛三は待機。KINANは上りだけペースを上げる走りでゆっくりと確実に後ろの選手の脚を削りにきていた。自分はエース2名と新城幸也選手の位置を気にしながら毎回上りをクリアした。

中盤から終盤へ向かうところで4名の逃げが形成され、1分30秒ほど開いた。上りで詰まる傾向にあったが、これ以上差が開くのは詰めるのに脚を削られるので緩い区間はコントロールした。

暑さや新城幸也選手のペースアップでグループが分断するも上手く対応したが、補給が数周回取れずに体温が上がり残り4周回の3段坂で離れてしまいそこからは完走を目指す残り1周回に入るところで降ろされDNFに終わった。

最後は岡本選手が5位、草場選手が6位に入った。

補給ミスがなければ。と考えるとシングルや展開を変えられたと思うが、これがレース。
新城幸也選手のようにベースが非常に高い位置にあれば体温上昇も抑えられ、より確実にレースを運べただろう。自分がされて嫌なことを全てできる限り行ったがそんな事はなかったようで、各チームの攻撃を捌きレースを展開して勝った。背中で語るようだった。

その他の選手も皆一緒にレースをしたメンバーや昔から知っている選手が多かった。
苦しい中でも楽しく、彼らに勝ちたいと強く思えたレースだった。
チームも年を重ねてより強く、意志を持ってレースできるようになっていると感じた。

結果完走すらできなかったが久々にこんなに悔しくまた走りたいと思えたレースだった。
強くなって来年は自分でも勝負できるよう準備していきたい。

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