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国体県予選

今週末は3日間のJBCF福島3連戦ですが、自分は一足早く実家へ帰省していました。
というのも国体予選に出場するため。日程的には少しハードになりましたが、自分がいることで何かを変えられたらなと思い走りました。

出場種目

1km IP
4km IP
スクラッチ
ロードレース

流れ

先週金曜に帰宅し土曜午前にハンドル周りいじり。以前作成してもらった秘密兵器を投入するも調整方法に悩まされ午後からバンクで調整。
日曜日にトラック。火曜日にロードレースの日程。

1km

正直アップ不足とギア不足。53x14ではかなり軽く感じた。スタンも失敗で完全に4kmのスタート練習になってしまったがぎりぎり10秒台。

4km

本命。これを走るために愛知によってピストを回収してきた。ポジションは前日調整するも自分が知っている知識を全てここにぶつけた。
設定タイムは4分45秒。
ラップタイムは333 mバンクで28.5で入り23秒台で回るイメージを持ってスタートした。
絶妙に1周目は想定通りのラップで入り23秒台でまとめた。風もあったので難しかったが、最速ラップは22.8、最遅は23.7だった。
タイムはパーソナルベスト。去年の52秒から大きく縮めた。
終わってみて思ったのはもう1枚ギアを重く54x14でよさそうに感じた。
月末は54x14で走る予定。

スクラッチ

県予選を1日に詰め込んだ為一昔前のオムニアム状態。最終種目だがギアを変えずに5人でのレース。6kmのスクラッチで大逃げしたが最後は日大の後輩に捕まりスプリントかからず2位に終わった。
トラックレースは駆け引きを短い間でトライできるので久々に走ったが楽しかった。

ロードレース

毎回恒例の高校生との混走レース。雨のため20周回に短縮された。
群馬グリフィン所属の中村選手にスプリントされなければ勝てると思っていたのだが彼も積極的にレースを作ってくれた。
序盤彼が逃げて他の選手を見ながら自分が後追い。捕まえて今度は逆でまたグループに。6名から彼と2名で抜けてそのまま抜け出して15秒から25秒差で推移して逃げきれた。

感じたこと

現状福島の高校生は短距離のレベルが非常に上がっており、自分が高校の頃には想像もつかないタイムでした。
2世ロード選手はまだまだ少ない印象ですが競輪2世選手は増えていている感覚。こうして徐々にでも確実に進歩しているところが非常に嬉しく思います。強い世代ができると周りの世代も引っ張られるように成長するので良い兆しと思っています。

ロードレースでは自分が高校の頃を思い出させてくれました。自分が高校の頃は青年、特に大学生に勝つという思いでレースしてました。
自分の得意な展開、どうやったら格上の相手を倒せるか。考える事をやめず、生涯続けなくてはなりません。今年の全日本選手権ではどうしたら新城幸也選手を倒せるか。何をしたら嫌がるか。これを常に考えてレースしてたつもりです。
練習でも高校の頃に窪木選手が来てくれた際も絶対にちぎれない。と思ってムシテックを爆走した記憶があります。
高校の頃は気持ちがとかメンタルとか言われ続けましたが、頭で考えてその上に気持ちを乗せれたら何かを掴めるんだろうな。と思うようになれました。

数少ない国内レース、県予選は更には社会人も大学生も高校生も一緒に走るレース。なかなか出る機会はなかったので出れてよかったです。
スタッフや先生方、そしてサポートしてくれたサトーサイクル様。
本当にありがとうございます!!!

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