JAPAN レースレポート

2017 Course de la Paixsレースレポート

ナショナルチームで走ったCourse de la Paixsのレースレポートになります。

雨澤選手が総合18位でレースを終え、ネイションズポイント獲得を獲得することが出来ました。

 

レース名:Course de la Paix

カテゴリー:UCI U23 Nations' Cup

距離:Prologue 2㎞,stage1 134km,stage2 151km,stage3 160km

ホイール:Bontrager Aeolus 5 D3 Tubular前後

ギア比:53×11

結果:Prologue 106位 stage1 100位 stage2 97位 stage3 DNF

 

Stage1

プロローグをTOP+17秒で終え第1ステージを迎える。

天候は快晴で気温も高く日差しが強くかなり汗をかくレースだった。チームとしては雨澤選手のネイションズポイントの獲得を最優先にこのレースに臨み、Stage1では雨澤選手を守り0秒差で終えることが目標になった。

レーススタート後すぐに逃げが決まりイージーペース。止まってトイレが出来るほどのペースで進み、雨澤選手のそばを走る。

70㎞の補給地点の後、横風区間で中切れを起こすという痛恨のミスをするものの集団内にとどまる。

逃げは捕まることのないまま12㎞の周回に突入。ペースアップはあるものの幸いにも最後の4㎞が速いという状況で逃げ切り3名以外は同タイムでレースを終えた。

 

Stage2

標高1100mを超える峠を2回上り山頂ゴールとなるこのステージ。雨澤選手のタイム差を限りなく先頭に近づけることが目標になった。

1回目の上り前でしっかりと前で雨澤選手を送り込むことが重要になった。

前日同様雨澤選手の近くを走りトラブルに対処できるように心がける。

この日も天候が良く暑いレースになったが集団10㎞のスプリントポイントを通過してからは上りに備えて落ち着いた展開になった。

92㎞の山岳ポイントをチームメイトの後ろで耐えるものの下りと1回目の上りに入る手前で位置取りが激しくはぐれてしまい脚がなく固まれなかった。

後でJAPANチームが固まって上りにはいるところを見るだけになり上りにはいる。集団からこぼれ自分のペースで坦々と上り5名ほどのグループで下り2回目をこなしてゴールした。

雨澤選手はこのステージを終えて総合18位につけていた。

 

Stage3

スタート後すぐに上りの後から横風が予想された最終日は雨澤選手を守りつつ攻め気味でレースを展開するという目標の元レースに臨んだ。

踏切で一度レースが止まる。

横風区間では10名ほどの逃げが先行する。チームで固まって走るが貼り付けになることもあり脚を削られるが分断されることもなく最初の上りに突入。前との差を埋めることもありかなりのペースで入った為に麓から遅れ自分のペースで上る。山頂通過後下りすぐに次の上りにはいるものの皆レースを降りていた為に誰もおらずそのまま30㎞ほどを力なく走り90㎞地点を過ぎ土砂降りになったところで回収車に回収された。

 

U23初のネイションズカップを万全の状態で迎えることが出来ず、まともな戦力になれなかったことがとても悔やまれる。

3日間を通してそばで走ることとボトル運びくらいしかサポートできない状態だった。

日に日に良くなったがたかが知れていた。

 

大きなトラブルもなく、雨澤選手の総合18位でレースを終えられたことはチーム全体の力、そしてエースの力、スタッフの支えがあって成し遂げられたことは言うまでもなくとても嬉しいが、自分の力不足は否めない。完走することすら叶わなかった。

 

この結果をしっかりと受け止め今後のレースに生かしていくと共に気を引き締めて今後の活動に励みたい。

 

 

Photo:https://www.facebook.com/ZavodMiruU23/

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