全日本選手権のレースレポート載せます。
レース名:全日本選手権
カテゴリー:ジュニア男子
距離:85.2㎞
天候:曇り
コース:14.2㎞×6周
ホイール:c35前後
ギア比:52×14
結果:16位 TOP+00”05
今回は今年最後のレース。そしてジュニアカテゴリー最後のレース。6月のITTでは惨敗だった為に何としても取りたいレースだった。
1周14.2㎞を6周。85.2㎞のコース。上りが2か所あるものの集団なら何とか耐えられるようなレイアウト。どうやって人数を絞っていくかが課題だった。
今年のスタートは最前列。落ち着いてスタートすることが出来た。
スタート後牧場入口まではスローペースで進み、右に曲がったところでアタック。まずは伸ばして様子を見た。
序盤からのアタックはあるものの10秒以上は開かない。前に10名ほど離れている状態から上り返しで惰性を使い吉岡選手と共にアタック。その後大きな落車があり、1周目を完了する頃に数が減っていた。
ゴール前が向かい風の為にペースが上がらずサイクリング。集団からは少ない人数が飛び出すものの牧場付近で吸収。上りの強度を上げるようにレースを進め、徐々に人数を減らしていくことが出来たが、日野選手と吉岡選手にバラバラに動かず2人で行こうと決め、役割を決めた。
有力選手である大町選手の動きが怪しかったからだ。
レースが動いたのは残り2周の農道上り。自分が下から上まで踏み続けると頂上で6名、下ったところで12名の先頭になったが後ろから沢田選手の追走により集団が1つになりレースが振り出しに戻った。
最終周回は浜田選手、重光選手が積極的に前へ動いたがどれも決定的ではなく残り5㎞を切る。自分はスプリントにしたくなかった為にラスト3㎞の花田選手のアタックが見送られたところで追走するがすぐに吸収され、スプリントに絡めずにゴール。16位でレースを終えた。
レースを振り返るともっと有力どころでまとまってきつい時間を作り続けることが重要だったと痛感した。誰もが勝ちたい全日本選手権だからこその展開だったがこれがまとまって絞る動きが出来たならばおそらくあの6名+数名の先頭になっていたと感じた。自分としても動くならもっとメリハリをつけ、自分が動いた後のアタックもしっかりと他の選手に負わせることが必要だった。
そして振りちぎって勝つための力がまだまだ足りていなかった。
来年からはU23カテゴリーへ上がる。そのための準備をしっかりと済ませ、来年ヨーロッパで存在感のある選手になっていく。
Photo:高木秀彰