EquipeAsada フランス遠征 レースレポート

GP Colomiersレースレポート

2度あることは3度ある。

3度目の正直...

 

ことわざは面白いですね。

 

昨日のレースレポートです。

 

レース名: GP Colomiers

カテゴリー:2,3,junior

距離:86km

天候:晴れ

コース:2km*43lap

ホイール:c35前c35後

ギア比:52×11

結果:2位

 

今回はフランス初めてのクリテリウム。自分の中ではかなり得意なレースだった。

自分の脚を生かす走り。逃げからさらに絞って勝負をつけるようにイメージしてレースに臨んだ。

 

コースは3つのロータリーをL字型に結んだコース。3つ目のロータリーが低い位置にありそこだけ下って上る1周2㎞のコースを43周。86㎞で行われた。

 

レースは集団の最後尾からゆっくりとスタート。流れを見て確実に先頭付近でレースを進める。

細かなアタックはあるものの縦長になり追いつく。ほかのレースで脚があると判断できる選手が集団内にいるのでそのそばで走る。

2周目の終わりに集団の左端で落車があり、若干集団が伸びる。そこで前にいいメンバーが揃っていたので声をかけて回す。集団との差がじわじわ広がっていった。

タイム差は徐々に開き、先頭は12名になる。スプリントポイントはすべて見送る。そのために逃げている選手は2名だった。この2人は脚がないと判断。実際に走れているのは5名ほどだった。

残り20周を切るころには集団との差がだいぶ広がりもう追いつくことは考えられなかった。ここからはどうやって勝つかを考える。

監督のドゥニーは自分に気持ちを抑えろ、我慢、そしてよく見ろとジェスチャー。

脚のある人間を見極め、注意を払う。そしてペースの上下を作り脚のある人間を見た。

残り5周で62番の選手がアタック。1回では決まらず3回のアタックがあった。その後自分からアタックするとpocのヘルメットの選手がついてきたが振り切り、1人になる。そこからペース走で様子を見ると赤白ジャージの選手が追いつく。後ろとのタイム差を気にしてペースを保つと差は一気に広がり1対1の状況を作ることができた。

しかしそこからのもう一歩ができずスプリント。初速で離され2位に終わった。

 

レースを振り返ると、序盤の落車からの逃げまでが脚を使わずスムーズに運べた。最近のレースではほぼ勝ち逃げに乗ることにできている。

そこからの展開も落ち着いてレースをすることができていた。スプリントは全部捨て、勝つことだけに集中できていた。後半、ドゥニーは自分が動きたがっているのを察してジェスチャーで落ち着かせてくれ、脚の残っている人を見極めたが2人になった時の選手は予想違いだった。2人にする時は追い風のきついタイミングを狙いアタック。1名追いついた段階でもう1発のアタックが勝つために必要だった。しかし躊躇していまい、結果として脚を休ませてしまった。

スプリントは後ろから狙ったが届かず2位に終わった。

レース後のデータを見るとスプリントで1125w出ていたのでスプリントで勝てる相手ではなかった。自分の感覚では行けると思ったが甘かった。

自分のパターンに持っていくことに成功したがそこからのもう一歩ができなかった。

もう2位はいらない。スプリントにしない。

 

残り1ヶ月を切っている。絶対に勝つ。

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