EquipeAsada フランス遠征 レースレポート

2016 TOUR DE LA HAUTE BIGORRE レースレポート

こんばんは。

前回日曜日のレースレポートです。

2016 TOUR DE LA HAUTE BIGORRE レースレポート

 

 

レース名:TOUR DE LA HAUTE BIGORRE

カテゴリー:2,3,junior

距離:12.5㎞ITT+92.5kmRS

天候:曇り、雨

コース:12.5㎞ITT+92.5kmRS

ホイール:c35前c24後

ギア比:52×11

結果:2h51’10 9位 (ITT 16位 RS 7位)

 

 

フランスに来てから2戦目のステージレース。

コースは行きが上り基調で中盤にぐっと上りそこから下り基調の12.5㎞コース。スクリーンショット (4)

テクニカルなコーナーはなく後半以下にスピードを乗せられるかでタイムが変わってくるだろうと考え走った。

 

今回のITTでは気持ちを抑えながらも出力は前半から出ていた。それを何とか維持し続け後半の下り区間へ入るが若干出力は落ちていて、1枚重いギアを気合で踏んでゴール。

17‘53’39cでトップと1‘51秒差の16位に終わった。

 

この結果を受けて、総合成績を狙うのではなく、ステージでの勝利。そして前半からの攻撃でタイム差を奪っていく走りをすることが勝つことの絶対条件だと胆に命じた。

RSのコースはスタートし町の小周回を3周。その後ラインになり大きな周回を回った後で上りながら町へ戻り大周回を2周するコース。スクリーンショット (7)

分かりにくいコースだったが、スタート前に車でコースの半分ほどを下見。かなり厳しいコースという印象を受けた。スクリーンショット (5)

今回は攻める上でポイントをあらかじめ絞って動くことにした。

15㎞地点の上りからレースに動きが出るだろうと予想。そこまでの区間では脚を使わずにレースを進め、上りが多いコースで先手を打ちメイングループより前で有利な展開を作ることを考えレースに臨んだ。

 

パレード区間を使い歩道から先頭に上がりレーススタート。小周回を3周だったが1周目で先頭の選手が道を間違えそのまま集団がついていき最後尾になる。

脚を使わないで様子を見ながら前へ上がるタイミングを見た。

小周回を終えライン区間へ。途中のロータリーでショートカットして簡単に先頭を取ることができた。

数回アタックがあるものの脚は使わずに前でいることを意識。結果、上り口を5番手で入る。

そのタイミングで3名の選手が飛び出し集団は見送る。それを確認してから自分が飛び乗り追いつくと、アタックをかけた96番の選手が先頭固定で上りを踏み続けた。

上りきりのところで後ろを確認。自分を含め先頭3名、その後ろに4名のグループができるものの追いつかず、1人がこぼれ2名の先頭になりレースを進めた。

96番とは協調体制がきっちりと取れ、しっかりとペースを保つ。自分よりも速いペースで上りも平坦も走っていたのでここは絶対に決めると割り切った。

1つ目のKOMは96番の選手に取らせここの時点で集団とのタイム差は35秒。下りきった後もペースをしっかりと保つことができていたためタイム差は1分、1分半と一気に広がり2つ目のKOMで面手さんの計測で2分半ほどまで広がっていた。

後ろのことはもう気にせずに96番にどうやって勝つか、どこまでタイム差を奪えるかを考え下りも平坦もペースを変えずに淡々と走った。

しかし、しばらく走ったところで車のクラクションが鳴り来た道を戻った。

意味が分からなかったが、間違った道を誘導されていたらしく元の道まで戻り、コースを走った。

ここからはカーペーサーと車にしがみつきとにかく集団まで戻ることを考え、車も全力で引っ張ってくれた。カーペーサーでちぎれることもあったが何とか集団に復帰。この時点で残り1周の上り手前。残り8㎞ほど。集団は10名ほどだった。

最後の上りに入るところで前に津村選手が35秒差で逃げていることを面手さんから伝えられる。とにかくこの集団に食らいついて上り切りたかったが、マイヨジョーヌ含む5名が上りきりで前に見え、その後ろに4名が残っていた。

残りが少なく下るだけなので全開でもがいて追走。前から1人こぼれたがそれを下りでパスしてゴール。7位で第2ステージを終えた。

 

レース全体を振り返るとITTはしっかりと出し切ることができ、10分間の出力がベストで、感覚もよかった。今ある機材ではかなり走れていたほうだと実感できた。

そしてRS。レース前の予想がハマり、しっかりとコースを把握していたために逃げを作ることができた。一時は96番の選手がITT6位だったためにバーチャル2位のつけるものの道を間違え残念な結果に終わった。しかし、追いついた後も全開で走り続けることができ、自分の中では充実の内容。そして、今までの出力のほとんどのベストを更新。感覚では恐ろしいくらいに走れていてきつい逃げだったが、それを実現することができ、しっかりと自分の思い通りにレースを作ることができていた。それだけに本当に残念な結果になってしまった。

 

次のレースでは今回の体験を生かしていきたい。そして、レースを走る、日を重ねるたびに目に見えて強くなっていることを実感できている。

 

次こそは勝てるようにしっかりと準備していきたい。

 

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今回のレース途中では

 

誘導とMOTOに何事もなく誘導されてしまい

 

気づくことすらできませんでした(笑)

 

人生初の車にしがみついてのレースとなったのは笑い話ですね。

 

ちなみにこの日はITTで17分の出力がBEST。

 

RSでも自分の限界を超えていたみたいです(笑)

 

Pioneer君が教えてくれました!

 

 

調子はレースを走るたびに上がり

 

確実に強くなっていることを実感しています。

 

 

 

次こそは勝ちます!!!

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