こんにちは。
つい先ほど日本についてスカイライナーの中にいます。
遅くなりましたがこの間のレースレポート載せます。
レース名: Prix des commerçants et artisans de Sainte Livrade
カテゴリー:2.3.j
距離:76km
天候:晴れ
コース:1.1m×70=78km
ホイール:前ULTEGRA後c24アルミ
ギア比:52×11
結果:1位
フランスでのレースも残り2戦。残りは2.3カテゴリーだったので勝つことを意識してレースに臨んだ。
コースは左回りでほぼ正方形の1.1㎞を70周する78㎞で行われた。
天候は晴れ。ナイタークリテは2レース目だったが、前回よりも灯りが少なかった。
このレースは全体の賞金がかなり高く2.3カテゴリーだったがレースのレベルは高めで周回賞の争いが激しくなることが予想された。
レースは1周のパレード後スタート。
いつものように流れに乗って展開していきたいところだったがここ最近のレースで一番身体がきつく思い描くように動けず、集団後方で様子を見ながらのレースになった。
レースはいつもの2.3カテゴリーよりも速く1周が短い為に立ち上がりごとにインターバルがかかり苦しい。
10周ほどを消化したところで集団からタイミングを見て逃げてみるがいつものように踏めず何をしてもきつかった。レースの半分を過ぎるまでは動かないように決め集団後方でレースを見た。
周回賞争いが激しい為に逃げができ、それが見える位置でコントロールされ吸収。カウンターで別の選手が逃げるといった展開が常に繰り返されていた。
自分としてはカウンターで行きたいが今日はおとなしく。中切れや分断しそうなところギリギリを見計らってレースを進めた。
レースの半分を消化した頃に再びカウンターで飛び出す。しばらく踏んでみるがやはりきついが前半よりはマシになっていた。このことから残り10周まで様子を見てから動くように切り替えた。
完全に割り切ってレースをしているといつもは気づかないところにも気が付くことが分かった。脚があるのは誰か。誰が行きたがっているのか。誰が脚を溜めているのか。後ろからしっかり観察することでいつもよりもはっきりとレースが見えていた。
ゴールが近づくにつれて1度逃げができると吸収までの時間が伸びていること。集団を引く人間がかなり限られてくることも分かった。いつもこの役割が自分だった。
残り7周で4名の逃げができると集団が止まる。前のメンバーが良さそうだったのと残り距離を考えるとここしかないと思いブリッヂ。自分の後ろから1名加わり6名の先頭になる。
周回賞がかなり多く設定されているために逃げる中でもスプリントがある。自分はゴールだけが欲しいのでスプリントせずに一定走で追走。そこからペースを作り止まらないように心がけた。
残り4周のコーナーで最後尾の選手が落車。5名に減った先頭から周回賞のスプリント後にペースを上げて残り2周で2人まで絞る。脚がないアピールをしつつ相手の脚がどのくらいあるのかに気を配った。
残り1周に入るところで相手が先に仕掛ける。自分はぴったりと後ろに付き牽制。自分が軽く揺さぶり前でスプリントになる。スピードに強弱をつけ、最終コーナーの内側を大きく開け相手が入ったところで軽く締めてスプリント。相手が諦め自分が1位でレースを終えた。
フランスアマチュアでの初めての優勝は嬉しくようやく今年の目標を1つ達成することができた。
今回の結果は調子が悪かった為に動くところを絞ったことで余計に脚を使わずにレースを進めることができた。そして、周回賞を気にせずに勝つことだけを狙ったことが結果につながった。
残り1レースをいい感覚で終え、その先のレースでしっかりと生かしていきたい。