TorofeoKarlsbelgのレースレポートです。2016TorofeoKarlsbelg第1ステージレースレポート
レース名: TorofeoKarlsbelg
カテゴリー:junior
距離:97km
天候:雨
コース:97㎞
ホイール:前後Bonntoregar Aeolus 3 d3
ギア比:52×14
結果:39位TOP+00”04
今回のレースは総合20位以内。ステージ6位以内を目標にレースに臨んだ。
第1ステージは37㎞地点のKOMに向けての上りが2㎞ほどあり急勾配。その後2回目と3回目のKOMが石畳を含む1㎞の上りが勝負どころとなると予想された。
レースは97㎞で行われた。
スタート前の天候は土砂降りの雨。雹も降り荒れていた。
レーススタート後前に上がる。しかし身体が重たく逃げることができない。まずは体を慣らすことから始める。
最初のKOMの上りまでに前へ上がる必要があったが集団中盤にしかいれない。
自分がKOMを通過したときには集団がかなり伸びていて前で何が起こっているのかわからなかった。
下り終わってから前にグループができていることを知り集団内で温存する。まずは集団に残ることだけを考えた。
2つ目のKOMでは耐えることができたが、3つ目のKOMで集団がばらばらになる。その後の平坦区間で必死になって踏み、3人で集団復帰を果たす。自分の後ろから復帰した選手はいなかった。
その後集団は1つになりゴールへ向かうが常にアメリカチームが攻撃を仕掛けていた。
残り2㎞ほどのところで集団が1つになり、残り600mの左コーナーを曲がってスプリント。自分は位置取りがうまくいかず勝負に絡めない。集団後ろからスプリントしてゴール。結果は39位に終わった。
最後まで残ることはできたが自分から何かができたわけではなく、最後も勝負ができる位置ではなかった。身体がきつく感じているのでとにかく慣れて勝負に絡む動きをしたい。
2016TorofeoKarlsbelg第2aステージレースレポート
レース名: TorofeoKarlsbelg
カテゴリー:junior
距離:79km
天候:晴れ
コース:19.7km×4
ホイール:前後Bonntoregar Aeolus 3 d3
ギア比:52×14
結果:29位TOP+00”02
今回のコースは4周回の周回コース。スタートゴール地点が街の中にあり細くコーナーが多い。位置取りが勝負になるのと2㎞ほどの上りがあるが勾配がそこまであるわけではなかった。スプリントになることが予想されるが自分には逃げることが必要だった。
レーススタート後集団はピリピリしていた。落車は多くないがコーナーが多く道が細い為集団内でのペースの上下が激しく、位置取り争いが激しかった。
今日もスタート後の調子が良くない。集団内の加速をできる限り大きい選手を見つけその選手の後ろでコーナーを立ち上がる。そこまでしないと息が上がってしまいそうだった。
上りでは日野選手が集団からアタック。2名で先行するもののすぐに吸収された。その直後に5名前後の選手が抜け出し1分ほどのタイム差でレースは進んだ。
この時自分は集団の中盤。乗るタイミングを失っていたのと踏んだとしても乗れていなかっただろう。
無駄に動くことはせずに集団内でタイム差が詰まることを祈りながら走る。コースの下りが濡れていたために下りのたびに集団が伸びる。その後に差を詰めるのがきつい。
とりあえず優勝候補のMCNULTYが集団内にいるために追いつくだろうと思い脚を残す。
残り距離が短くなるにつれてタイム差がじわじわ縮まり、最終周回の上りのペースアップで集団が一列になる。この頃には身体が動き集団中盤で耐える。KOMの手前のコーナーを曲がったところで自分の後ろで落車があり後ろとの差が広がる。自分が前で本当によかったと思い必死で食らいつき下ると日本チームは誰もいなかった。
前のグループも吸収されスプリントになることが分かりどの列車に乗るかを考えているところで落車があり集団が割れる。ドイツチームがかなり巻き込まれていることが分かった。自分には影響がなくとにかく踏むが集団の40番手ほどにしか入れなく最終コーナーを抜ける。そこからもがいてゴール。先頭から2秒取られての29位に終わった。
2ステージ走って自分から動いたことがなく振り回されている状態だった。そしてそれが結果にも表れてしまっている。逃げなくてはいけないところで行けていないのは情けない。
何かしらを残してレースをする。そしてTTでタイム差が開かないように最善を尽くす。
2016TorofeoKarlsbelg第2bステージレースレポート
レース名: TorofeoKarlsbelg
カテゴリー:junior
距離:16.9km
天候:晴れ
コース:16.9km
ホイール:前PRO4バトン後PRODISK
ギア比:52×14
結果:65位TOP+03”22
総合を狙うためにはITTが最も重要なステージ。トップとどこまで離されずにレースができるのかがポイントになった。
コースは中盤に4㎞ほどの上りがあるコース。出力を一定に走ることを目標にした。
レース前はしっかりとアップ。午前の脚のだるさが消えるくらい行った。
レーススタート前は時間に余裕をもってスタート地点へ向かう。長いITTなので最初は踏まないように心がげる。
平坦は時速50㎞を目標に走る。ペースは悪くなかった。しかしその後の上りで失速。勾配が上がるにつれて踏めない。上り頂上手前で1分後ろの選手に抜かれ、見える位置で下りに入る。下りでは差を詰めるがその後また離されてゴール。トップからは3分22秒遅れの65位に終わった。
レース後に感じたのは上りの失速の仕方が酷かったということだ。それ以外の部分は遅くはなかったが上りでしっかりと踏むことができなかった。序盤にもう少し抑える必要があった。
課題がたくさん残るTTになった。
最終ステージは攻めるしかない。
2016TorofeoKarlsbelg第3ステージレースレポート
レース名: TorofeoKarlsbelg
カテゴリー:junior
距離:97km
天候:晴れ
コース:32.4km×3
ホイール:前後Bonntoregar Aeolus 3 d3
ギア比:52×14
結果:35位TOP+00”00
最終ステージでは総合20位以内を狙うには1分30秒は奪わなくてはいけない。とにかく逃げることが必要だった。
コースは1周32㎞を3周。上りが3㎞ほどでその後風のある平坦があり、厳しいコースだが、集団ゴールが予想された。
レーススタートは毎年恒例の大砲でスタート。上り口までパレードでそこからリアルスタートとなった。
上りは集団中盤でこなして平坦で前へ出て下る。下りきるところでドイツの選手がアタックする。それに乗りたかったが、自分の前が詰まり減速。これを見送った。
集団はアメリカがコントロール。次の逃げができずにタイム差がどんどん開き最大2分ほどまで広がった。
しかし2周目の上りでイギリスチームが集団を牽引。これにより吸収され、今度はチェコの選手が逃げる。そこにはきつくて乗れなかったが、下ったところでドイツ2名とベルギー1名の4人で追走し10秒差ほどまで詰めるが集団に吸収されチェコの選手だけが逃げる。この動きも3周目の上りで吸収された。アメリカ、スロベニアがペースを上げて上る。上りきったところを20番手ほどでクリアし、下りきった後にベルギーとアタック。これにドイツがついてきて3人の先頭になるが10分ほどで捕まり自分は脚がいっぱいで集団に付くだけになった。
後ろに下がるところで日野選手と重満選手でスプリントしようと会話。ラスト5㎞で再び話すが自分がきつく前へ上がれずに2人でスプリントになるが、重満選手も番手を下げてしまい日野選手単独のスプリントになりゴール。自分は集団でなだれ込んでの35位になった。
レース後の感想としては自分からようやく動くことができ、流れを見ながら走れた。しかし最初のアタックを見送ってしまったことは痛かった。絶対に逃がしてくれる状況で自分から動けなかったことは大きな反省点だった。
その後の動きは良く、ラジオツールでも名前が呼ばれたのは良かったが、最後に絡めなかったことは良くなかった。
ゴール後に日野選手が8位に入ったことは本当に安心したがネイションズポイントには届かなかった。そして自分の総合も20位以内には程遠い37位だった。
ポイントを1ポイントも取れない遠征が3回続いた。このままでは世界選手権の枠は3枠。次のラビティビで挽回したい。