先日日曜日に行われたワールドカップ第2戦のレースレポートになります。
結果はDNF。日本チームから完走者を出すことすらできない荒れた厳しいレースになりました。
Photo: Philippe Seys
2019/03/31
レース名: Gent-Wevelgem/Kattekoers-Ieper
カテゴリー :Ncup
距離:176㎞
ギア比:11-28
結果:DNF
去年も走ったこのレース。コースに一部変更はあったものの概ね変わらないレイアウトだった。
レースは松田選手で勝負する。その為に4名で動き蠣崎選手はフリーという流れだ。
レース当日は風速20km程。集団を破壊するには十分な風だった。
スタートはほぼ先頭でスタート。開始5kmから横風に吹かれるため集団内の空気はピリピリと張り詰めていた。
リアルスタート後からいつどこで落車してもおかしくない状況。開始4kmほどで蠣崎選手が落車。複数名の余波をくらいブレーキトラブル。
すぐに復帰し集団に戻りブレーキアーチを治す。
どうにか集団中腹まで戻るものの道が狭く難しい。そんな中15k以内で大落車により完全にストップ。ごっそりと集団が割れる。
20秒ほどロスしてメンバーを確認しつつ集団を追う。松田選手が1つ前におり、合流。
しかし皆風に貼り付けにされていた為追走しきれない。グループを分けてでも追走した。ここで松田選手と別れ自分が後ろのグループになる。
しばらくして前と合流。しかしぺロトンとの差は全くわからない状態。チームカーの隊列に抜かれたが抜いていく車の台数も少ないため全く状況がわからない。とりあえず常に前を追い続ける。
補給地点の前で車に下がり状況を聞くが分からない。
その後松田選手から言われたのが、ぺロトンまで4分、先頭まで5分。絶望的な差だが諦めるわけにも行かないので力尽きるまで追走し1回目のケンメルベルグで離れるもののカーペーサーでグループに復帰。
仕事して2回目のバンベルグで離れてグループで走るものの完走する事は出来なかった。
最初の落車から次の落車までの区間が短く集団を上がることが出来なかった。自転車道を割り切って使うしか方法がなくそれを躊躇してしまった。
その後は松田を確認し彼を戻すことに力をすべて使った。その中でも完走はしたかったがそれすら叶わなかった。
正直運も無かったが改善できる点もあり、追走している時もペロトンと変わらないスピードで追走を続けた事は少しだけ希望が見えた。
悔しい結果になった。次に向けて整えてフランドルではどうにか勝負しているグループに残りたい。