フランスに戻りようやく落ち着いてきました。遅くなりましたが全日本選手権のレポートを書きました。
今回は「惨敗」でした。狙っていただけに悔しかったですし、情けない結果になりました。他をぶっちぎって勝ちたいと思えていたことだけは良かったです。
2019全日本選手権レースレポート
2019/06/26
レース名: 全日本選手権タイムトライアル
カテゴリー :U23
距離:26㎞ 13km️×2
ギア比:11-28
結果:16位 TOP+03“41
日本には5月8日に帰国しその後TOJに参加。その1ヶ月後ということもありかなり調子も良くまとまったトレーニングをすることができており、準備は万全だった。
今回のコースはサーキットとその敷地内を組み合わせたテクニカルなレイアウト。試走前まではこのコースは大丈夫なのかとかなり不安ではあったが試走をしてみると自分にかなり部があるコースだと感じた。
レース当日はジュニアの時間帯は雨は降らなかったもののU23男子の時間帯から雨が降り始め、第2ヒートからはとても滑りやすい路面となった。
スタート前から入念にアップし、コースのイメージを持ってスタートラインに立つ。
ホームストレートを折り返してからスピードを乗せ、丁寧にUターン。自分のイメージ通りに走りPanasonicコーナーに入る前には前の選手がかなり近く感じられた。
Panasonicコーナーで路面の軽さを感じ、怪しいと思いながら慎重にLEXUSコーナーに入りバイクを少し倒すとそのまま地面に叩きつけられ転倒。バイクも壊れており復帰には時間がかかった。
その後はコーナーは特に慎重になるべくタイムを失わないように心がけて走った。
レースは16位に終わった。
2019/06/28
レース名: 全日本選手権ロードレース
カテゴリー :U23
距離:118㎞ 10.8km×11
ギア比:11-28
結果:12位 TOP+00“14
勝つために出場した全日本選手権。ロードレースは濃霧のためスタート時刻が1h遅れ、周回数も4周回減の110㎞で行われた。
コースはITT同様に滑りやすくスタートは1周ニュートラル走行。2周目のダウンロップコーナー後リアルスタートとなった。
ジュニアカテゴリーの2周目に40名しか残らないという情報を聞いていたのと距離があまりにも短すぎる為に序盤からプッシュ。
3周目のLEXUSコーナー、ダウンロップコーナーで案の定落車が起こり余計に前々で走ることに徹した。
速度の強弱が付くところではなるべく集団を伸ばして人数を絞ることを心掛け、逃げたかった。
中盤まで逃がしてもらえなかったが、1周弱で40秒のリードを5名で奪ったが決まらず
その後小野選手のタイミングの良い逃げに対して3名の追走、その後今村選手、武山選手の2名が追走。これに対する他の選手の動きを期待したが牽制状態。
行かせたくない選手を逃がしてしまった為にショートサーキット前からの上りで先頭までブリッヂ。これにより集団は小さくなるものの勝負グループとは呼べない状況。
その後門田選手の逃げ等もあるものの決定打にはならず。
同じ場所で残り2周、最終周回も振るいにかけるものの集団は20名ほどにしか絞ることはできなかった。
ラスト1㎞で武山選手のアタックに対し沢田選手が反応。その後ろで吉岡選手が落車し集団が一列の状況から割れる。前との差は広がり自分には追走する脚が無く12位に終わった。
レースを終えて感じたことは情けなさだった。
ITTでの落車の影響でサーキット内は恐怖でしかなく、落車に巻き込まれるくらいならと思い踏んでいた。正直メリハリのないレースをしてしまった。
距離が短縮されジュニア以下の距離でのレースはふるい落としきれないことをスタート前から懸念していた。
序盤からプッシュしたが最終周回で20名も残っており正直ガッカリだった。
しかし今回は立ち回り方が悪かったことが1番の敗因になった。
自チームに戻りプロへ上るための結果作りに取り組んで行きたい。