おはようございます。
昨日のレースレポートと会場の様子を載せます。
レース名: 2016 ROAD WORLD CHAMPIONSHIPS Individual Time Trial
カテゴリー:MEN Junior
距離:28.9km
天候:晴れ
コース:28.9km
ホイール:前PRO 4バトン後PRO DISK
ギア比:52×14
結果:62位TOP+5”20
世界選手権は去年に続いて2年連続2回目の出場になったがタイムトライアルは初めての出場になった。
今回の出場目的はロードレース3日前にしっかりと強度を上げることができるため。この暑さの中で40分耐えることでロードレースに向けての最後のトレーニングになると思い出場させて頂いた。
その中でも自分のベストを尽くし、世界との差を体感することが自分の中での目標になった。
コースはロードコースとほぼ同じ。テクニカルなコーナーはロータリーと1か所ある180°ターンがあったがそれ以外は気にならないド平坦の周回コースを2周。28.9㎞で行われた。
天候は晴れで気温は39℃ほどまで上昇した。前々からわかっていたことだが、気温以上に体感温度は暑かった。
レースは現地時刻9時から第1走者がスタート。自分のスタート時刻が11:22だった為に9:17スタートの沢田選手のレースを車から見てからレースに臨むことができた。
今回は冷房の効いた部屋でアップするが、その時点から熱く、氷や冷やしたタオルで身体を冷やしながらローラーでアップした。
スタート前も水をかけてのスタートとなった。
スタート台の上ではリラックスしてスタートすることができ、ペースを上げすぎないよう心掛ける。
最初は自然に出力が出てしまうために気持ち的にもだいぶ抑えてレースを進めた。
2つ目のぐるりと曲がるロータリーを抜けるとビルが無くなりとても暑い。ペースを上げられない暑さだった。しかし序盤から押さえて入ったために同じペースを坦々と刻むことが出来た。
そのペースは2周目以降も保つことができ、自分でまず設定したペースは悪くなかったと感じた。後半残り10㎞ほどからペースを少し上げるが暑さであまり踏めていないことが実感できた。それでもペースを落とすことはなくゴールすることが出来た。
その時点で暫定49位。全体では62位でTOP+5”20レースを終えた。
レースを終えた感想としてはその日の自分が出せる最高のパフォーマンスに近かったと感じた。ペースも一定に保つことができ、ライン取りも悪くなかったからだ。
しかし世界との差は歴然。自分が50㎞/hを超えることはコース上1か所しかなかったが、優勝したMUCNULTYは平均時速49.9㎞/h。常に50㎞/h以上で走っている計算になり圧倒的な差があることを痛感した。
この長いITTでその差をここで体感することが出来たことは素直に嬉しく、自分が到達しなくてはいけない世界はそこなんだと再確認することが出来た。
14日のロードレースへ向けてしっかりと回復させ万全の状態でレースに臨みたい。
今回のレース中に驚いたことは日本人の応援団が数か所にいたことで
周回できつい状態でもはっきりと分かり心強かったです!
ゴール前で宇都宮ブリッツェンの旗と日の丸がなびいていたのが一番印象的でした。
正直びっくりでした!
さてさて、なかなか伝わることのないレースの内側ですが、、、
こちらはアップ中の沢田選手。
こちらは今大会大活躍のアイスベスト。
スタート前に身体を冷やす為の暑さ対策なのですが素晴らしいアイテムです。
氷水で冷やした濡れタオルも大活躍でした(笑)