EquipeAsada JAPAN レースレポート

2016 Tour de l’Abitibi stage6レースレポート

レース名: Tour de l’Abitibi

カテゴリー:junior

距離:109.1km

天候:晴れ

コース:98+(3+3.7)=109.1km

ホイール:前後Bontregar Aeolus 5 d3

ギア比:52×14

結果:35位TOP+01”27 総合33位TOP+02”05

 

残り2ステージになり総合は28位。20位以内に入るためには逃げることが必要だった。

 

コースはスタートして98㎞の大きな周回を1周してから3.7㎞の周回を3周するコース。横長の長方形のコースで追い風→横風→向かい風→横風と変わっていった。

 

スタート前のミーティングでは5名以上の逃げは絶対に乗せる。自分からも乗っていくことでしかチャンスはつかめないという内容だった。

 

レーススタート後吉岡選手がそばにいる形でパレードを終えリアルスタートとなった。

スタートアタックからクラブチームが中心になりアタックがある。パラパラと抜け出す中に蠣崎選手が入る。その後ニュージーランドが3名で上がる姿を見た後に集団が止まり20名ほど抜けだす。

完全に集団が止まるが前に日本チームは1人。自分が飛び乗りたく後ろを見ると吉岡選手がいたために声をかけて2人で追走。それに集団が反応し自分の後ろには総合リーダー。これは逃がしてもらえないと思い吉岡選手ともう1人が前にいる状態で踏みやめると2人は集団から離れ、自分から後ろはそれ以上追うことは無かった。

 

集団内の日本チームは次の動きに気を配り反応するが決まることは無かった。

結果として吉岡選手が最終便になり20名ほどが全員で逃げることが後ろからでも確認できた。集団ではアメリカの脚を使わせるためにデンマークがアタックを潰しアメリカの後ろで休んだ。

 

横風区間に入るとデンマークが攻撃してくると予想してまとまって前へ上がるがアメリカに脚を使わせる形でそこまで集団が伸びずにレースが進んだ。

この状況が50㎞過ぎまで続いたがタイム差が広がりすぎたためにデンマークも協力して集団を引くが、周回コースに入るところで2分半の差があり逃げ切りが予想された。

集団内では重満選手で集団の頭を狙うように走り最後は集団の5番手でゴールした。

 

ゴール後に蠣崎選手が2位になったことを知り嬉しかったが自分があそこには入れればと悔やんだ。

しかしあそこで自分が追わなかったから吉岡選手が合流でき有利に進められたと思えばそれが自分にできた最善の選択だったのではないかと思い続けた。

自分にも初めての経験で驚いているが残すは最終日。全力でチームのために走る。

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