群馬3連戦のレースレポートです。
チームは3日間を通して表彰台を獲得。3日間合計は岡本選手が1位でした。
各チームの特色と強さがはっきりと分かる3日間で、今後の参考になりました。
Photo:Itaru Mitsui
DAY1
場所:群馬サイクルスポーツセンター(6kmサーキットコース)
カテゴリー:P1(ブロンズ)
距離:180km (6km×30周)逆周り
天気:晴れ
FUJI SL 1.1 Competition 6.2 6.6
結果:40位 TOP+05:58 チーム最高位 草場選手3位
晴天の中180km群馬サイ30周回でレースが行われた。
南魚沼から続いたレースウィークは全日本選手権を見据えると非常にありがたいタイミングであった。
チームでは前グループの人数を増やすイメージでレースを組み立てることを意識した。
レーススタート後からアタックが止まらず、今年一番流れのあるレーススタートになり、2時間が経過しても逃げが決まらなかった。
集団にも疲労が見えていたので16周回でアタック。逃げ始めの段階で自チームは住吉選手と自分含む2名。更に有力選手含む追走が合流。自チームは伊藤選手を加え3名。願っていた展開になる。
マトリックス、BSも3名ほど揃えていたが、レース後半になるとBSは選手を集団へ戻し、牽引し始めた。
逃げグループの中でもまとまりがなくなり始め、アタックが頻発し、ペースが安定しない。ここでは人数有利のため、後手にならないよう対応する。しかし、補給地点でのアクシデントにより伊藤選手を失った。
逃げグループは人数を減らしながら残り3周回ほどで吸収される。そのカウンターで今村、マンセボ選手のアタックがあるが集団は対応できず。
残りのメンバーと草場選手で勝負するべくチームは追走、残り2周回の上りでペースを上げ、草場選手の単独追走するも届かず3位でレースを終えた。
逃げ切りの見えたレースだったが、BSの集団コントロールが見事だった。更には今村選手の自力での勝負は力強く見えた。
チームは3名逃げ、後ろはコントロールしなくて良いスプリンターと美味しい展開であったが、最後のツメが甘かったと感じた。