ツール・ド・レスポワール最終ステージは松田選手が3位に入り総合7位までジャンプアップし幕を閉じました。
チームとしては目的であったネイションズポイントを獲得し良い遠征となりましたが個人的には苦しいレースになりました。
2019/02/09
レース名: Tour de l’Espoir
カテゴリー : Ncup
距離:69.3km
ホイール:BORAULTRA
ギア比:11-28
結果:Stage 38位 TOP+11“38 GC 41位TOP+26“08
最終日はヤウンデの周回コース。1周6.3kmに短縮されるがアップダウンの厳しいレースとなった。
パレード終了後からハイスピードで上りに入る。1kmほどの上りだが勾配がキツく最初からバラバラに伸びる。
1周目は耐えたものの2周目は更に速いペースとなる。先頭グループから上りの後半で離れどうにか喰らいつきたいところだったが千切れ前に居た石原選手とふたりで前を追う。しばらくすると6名程のグループが出来上がり、蠣崎選手も合流する。
前との差が全くわからないまま周回を重ねるだけのレースになり10周目で先頭にラップされレースが終了した。
結果は松田、大前選手が最後までメイングループに残り、そこから松田選手がジャンプ。ステージ3位に入り総合を7位までジャンプさせた。
2周でレースが終わってしまった現実を突きつけられた。自分の現状の弱さが浮き彫りになった。
沖縄で去年のベストをほぼ全ての時間で更新してこのレースに挑んだが、カメルーンに来てからはその力を発揮することが出来なかった。
初めて来た大陸で体調が優れないと言う事はあったがそれでも結果を残せなくては選手とは言えないしプロを目指す者として避けては通れない道だ。
その点松田選手は沖縄の後体調を崩すもののこのレースでは唯一体調を崩さず力を発揮し、タフさを見せてくれた。
ステージ3位が2回、10位に入り総合7位。ネイションズポイントとUCIポイントを獲得した。
これは松田の強さのおかげでとれた結果と言う事は言うまでもない。
最終日には復調した大前も強さを魅せた。
チームとしてはネイションズカップとしてのレースのレベルが低いこともあり、今までやらなかったようなコントロールや立ち回りもあり、たくさんの経験、技術、戦略を学ぶことができた。
アンダー3年目のスタートはチームとしては良い結果だったが自分にとっては大きな課題が残った。
次ナショナルチームで走る時には自分の脚でチームを引っ張りたい。
それが出来なくてはこのチームに呼ばれる意味が無い。
今回沖縄から合宿、スタッフ、ワクチン等たくさんの準備をして頂き、本当に感謝しています。
春にこの期間が無駄にならないよう結果を求めて今シーズンを駆け抜けたい。