3月4日に行われたレースのレポートです。
このレースの優勝者はかなりの確率で翌年プロに上がるレース。プロへの登龍門。悔しい。
2018/3/4
レース名:Grand Prix d'Ouverture Albi
カテゴリー : 1.2.3.j
距離:132km
ホイール:Bontrager Aeolus 5 D3 Tubular前後
ギア比:53×11
結果:6位 TOP+00”00
チーム事情もあるが個人的にはシングルを狙いたかったこのレース。
前の週に納得のいくトレーニングを積むことができ、気合も十分。
チームからは13人+ジュニアの選手が出場。チームからの指示で自分はフォローしながら展開するように心がける。
コースは1kmの上り後に下って横風からの800mほどの上り。下りも脚を休められない踏み続けるようなコースで1周11kmを12周回で行われた。
小雨が降ったり止んだりの天候で少し寒かった。
スタート後からペースが早くチームメイト1名を含む逃げができる。
様子を見たが集団がかなり落ち着き1周目を完了する段階で110秒。キツイ展開の幕開けだ。
案の定2周目からの上りのペースがえげつない。しっかりと前で入り番手を下げて集団の最後で上りをクリアすることに徹し、下り後のフォローを心がける。このペースの相手をすればオールアウトだった。
その状況がしばらく続く。
残り8周ある段階で集団は40名ほど。かなり絞られていた。
追走の動きが上りでできる状況が続き、苦しい展開。前との差もハッキリとわからない。
残り6周ほどでメイングループから10名ほどが先行。ここに乗れなかったが次の周の2つめの上りを下りの惰性からアタックに乗り全開で前に追いつく。ここでレースの先頭にようやく自分が含まれる。
上りのペースに負け自分ひとりがドロップ。下り区間は前が緩むためにペースで諦めずに追走。その後後ろから5名のグループが追いつくもののチームメイトと2人で追走。結果として前に追いついたのが残り3周ほど。約2周回宙ぶらりんになった。
前に追いついた段階で15名ほどにチームメイトは5名。数だけはいた。
先頭もかなり疲労しており自分が動きに対してしっかりと前で対応。そのくらい弱っていた。
上りでのペースアップ、アタックもある。下り区間でも細かなアタックがかかり全く気が抜けない。徐々に人数を減らし距離も減る。
最終周回で10名ほど。1つめの上りで2名が先行。チームメイトのステファンと自分が追走に入りペースで差を詰める。2つ目の上り頂上付近でのアタックで更に絞られギリギリ前グループでクリア。その後の下りで自分で差を詰めに行く。下り区間が終わるところで前をキャッチ。
ここで後ろに下がる。そのタイミングでの単独カウンターアタック。これに反応したかったが流石に無理だった。
残り2kmほど何もできず、グループを引くのはステファン。そのままスプリントになり2位先頭グループの6位でレースを終えた。
正直自分がここまで残ることを全く想像できていなかったが1つ自身になった。
しかし、今回は勝負に絡めていた。ここで勝つか負けるかの状況で勝ちだけを貪欲に頭に置くことができず、反応できなかった。脚が無かったと言ってしまえば終わりだが後ろに付こうとするだけの動きだけ。その1つができていたら順位は大きく変わっていたかもしれない。更に何もできずに残り2kmを消化してからのスプリントもへなちょこスプリント。チームメイトに本当に申し訳なく、ダサい走りだった。
無論キレられた。当たり前だ。そんな自分に悔しかった。
自分が苦手でありキツいレースでここまで来れたことはとても自信になり、自分はやれることがわかった。
今回の失敗をチームメイトに次は返せるように。チームで戦う以上やれることを最大限にやり、そこから貪欲に勝ちを狙いたい。
この悔しさを忘れずに。今年はこのレベルで常に勝負できるように。