おおいたアーバンクラシックレポート
場所:大分スポーツ公園周辺特設コース(周回/11.6km時計回り)
カテゴリー:UCI 1.2
距離:150.8km (11.6km×13周)
天気:晴れ
FUJI SL 1.1 Competition 6.0 6.4
結果:15位 TOP+05:01 チーム最高位 伊藤選手6位
約2年ぶりのUCIレース。チームの勝利を狙うためにここへきた。
前日の落車の影響はあるが、とりあえず走れる状況までマッサーに持っていってもらうことができ、スタートラインに立つ。
レースはコントロールするチームが居なくなることを想定し、必要なタイミングで勝負する選手を乗せることを意識した。
レーススタート後からUCIレースということもあり、チョロ逃げからの追走狙いも決まらず各チーム慎重な立ち回り。アタックはあるものの頻発という感じではなかった。
レースが動いたのはちょうど半分消化した頃。マトリックスコントロールから1人マンセボ選手がコーナーを使いアタック。そこに一列に伸びた状態で7名の逃げが形成された。チームからは岡本選手が底に入ったのでとりあえずOK。追走に備えた。
前のペースは速く、後ろは各チーム1名ずつ乗せたということもありストップ。一気に2分まで差が開き、終盤には4分を超えてきた。
残り3周ほどで前が割れているとの情報で、先頭は3名。岡本選手がドロップし、残り距離とどの順番で集団へ戻るかにより、捕まえるのか逃がすのかの判断が難しい状況に追い込まれ、最終的には鈴木選手がローテへ加わる。
残り1周で入る頃に岡本選手を吸収。その後残り4kmほどで小野寺選手を吸収し、4位争いの集団になる。
最後は伊藤選手→渡邉の並びで最後の上りを迎えたが、自分が全く伸びず伊藤選手が先頭でスプリントし、2名にまくられ6位自分は15位に終わった。
強力な逃げができた今回のレースはそこがレースの分かれ目。マンセボ選手は力だけではなくレースを勝つためにきちんと手順を踏んでおり、立ち回りはヨーロッパのレースのようだった。本命グループに岡本選手が入ったことは良かったが、それまでの立ち回りは最後に残った3名とは異なっており、チーム力、勝負する力を魅せつけられたし、再確認させられた。
最後のスプリントは自分が前で引ききる判断ができなかったのは自分の状況を正しく理解できていなかった。
勝つための準備はレースの中でも煮詰めていかなければ勝利は遠い。