3月10にちに行われたレースのレポートです。
EliteNationale 26位。現実は甘くない。
Photo:Lauraline Chambet Photographie
2018/3/10
レース名: LE POINCONNET-LIMOGES
カテゴリー :EliteNationale
距離:160km
ホイール:Bontrager Aeolus 5 D3 Tubular前後
ギア比:53×11
結果:26位 TOP+02”41
今回のレースはチームから3人の出場になり、前泊してからレースに臨んだ。
コースは去年も走ったがどんなコースだったかをスタート前に思い出せない。シャトールからリモージュへ向かって南下するレイアウト。
序盤は平坦基調なものの道が狭く後半は上りがきつくなりアップダウンが激しくなるレイアウトだった。
狙うはTOP10。それを頭に置いてスタートした。
スタート後は向かい風。南から風が吹いていた為序盤から動くとかなり消耗するため、チームメイトにアタックは任せて自分は流れに乗りながら様子を見る。
スタート後14㎞で道幅が細くなるところもしっかりと前で入り余計なストレスを回避。
横風区間は中盤で入ってしまったため、脚を使ってでも短い時間で前に上がり、対応する。
大きな逃げのできないまま最初のスプリントポイントを通過。
先頭はかなり踏む為アタック合戦にも疲れが見え始めたころ、横風区間でごっそり15名ほどが抜け出す。昨年ブラニャックで今年からプロのFlavienとブリッヂ。20名ほどの逃げが出来る。
オールアウトしない程度にペースを保つ。うまく回らないがチャンスだった為に流れを作り集団とのギャップを広げる。
2つ目、3つ目のスプリントポイントを通過し、徐々に差を広げ最大1分半ほどまで広げることに成功。
レース後半、KOMを通過するごとにタイム差が縮まり、3つ目の上りで集団から数名がブリッヂ。上り口から辛かった自分は粘るものの残り500mで先頭からドロップ。数名のグループで上り切り、前を追うもののタイム差が縮まらない。
その後後ろでまとまったグループと共に前を目指すが40秒ほどが詰められず、最後はそのグループも崩壊してゴール。26位でレースを終えた。
イケると信じ込みTOP10を目指して走ったが力及ばず。
上りで離れて思ったことは、逃げながらもどうやって脚を溜めるか。これはレースを走らないと経験できないことだと思った。
自分が行きたいから積極的に回るのは逃げを続けさせる上で重要だったが、その積み重ねが確実に自分の脚を削り、本当の勝負所で脚が無かった。というのが今回のレースの肝だった。失敗した。やり過ぎたかな。と後悔。
監督の言っていた逃げはみんなで小銭を出し合って成立するもの。という意味が分かった気がした。
その時やれることはやったし持っているもの全てを出し尽くせたので良いレースだった。
反省点、課題もはっきりしているので疲労がかなり溜まったのでリフレッシュしてからトレーニングに臨みたい。