EquipeAsada JAPAN レースレポート

2016 Trophée Centre Morbihan stage1 レースレポート

レース名: Trophée Centre Morbihan

カテゴリー:junior

距離:105km

天候:曇り

コース:72.3㎞+6.4km*5Lap

ホイール:c24前c35後

ギア比:52×14

結果:66位 +00”54

 

 

今回のレースはネイションズカップ初戦。3月にフランスに入りこのレースに照準を合わせてきた。日本から来るのとは違い時差ボケはなくレースに集中できる環境で臨めた。

 

Stage1のコースはアップダウンが細かくあるコース。73.6㎞地点のスプリントポイント通過後から1周6.4㎞を5周。105.6㎞のステージだった。

 

今回は初めてのレースになる人が多くまずは前に残ることが重要になる。チームで動くことはあまり期待できない。自分では逃げに乗って前での展開を狙いレースに臨んだ。

 

レースは最後尾からスタート。パレードから集団内は安全ではない。ここは無理をしないでタイミングを見て上がるようにした。

案の定ハウスする選手、ロックさせている選手がたくさんおり、リアルスタートの看板をしっかりと確認してからスタートした

本来ならばここで先頭にいなくては話にならないが、今の状況では無理だったために隙間とタイミングを見て前に上がる。曽我部選手が逃げに乗るものの長くは続かなかった。

自分が先頭まで上がるのに20㎞かかってしまう。その後自分の前で逃げができるが反応できる位置に入れずに見送る。タイム差は徐々に広がっていった。

追走の動きを見せる選手はいるものの集団に吸収される。カザフスタンが前に2人乗せている。ほかにもデンマーク、ベルギー、フランスが逃げに乗っているのだろうといった動きを見せる。45秒のボードを見たところでポーランドが2人でアタック。それに自分は乗ると後ろからは有力選手であるカザフスタンのPRONSKIY、1番ゼッケンオランダのDENNIS他にはフランス、ドイツといいメンバーの10名ほどの追走ができるが46.4㎞地点の山岳賞を過ぎた街で吸収される。自分はこの動きでかなり脚を使い集団の中でそこからは動けなかった。

集団の中でレースを消化して周回コースへ。周回に入った段階で逃げとの差は2分15秒差。日野選手と話をしながら位置取りするもののペースの上下で脚がかなりきつい。1周で30秒差を詰めて2周目へ。3周目で1分ほどまで縮まる。そんな中で日野選手が落車。自分のその後ろでストップするがすぐに復帰。若干集団が止まったと思ったところで前に数名集団から出ている。カザフスタンとメキシコは確認できた。自分は集団に食らいつくのでやっとだった。

恐らく第2集団は3名。自分のいるところは第3集団になっていた。ここに残ることが自分の限界だった。残り3㎞を切った後に集団内で落車がありストップする。後ろに車がいることを確認してから周りの選手とグループを作りゴールする。トップとは1分20秒ほど差があったがニュートラルが適応され54秒差の66位でゴールになった。

 

レースを振り返るとスタート前の位置取りが悪かったことは否めない。そのために余計に神経をすり減らすことになった。逃げに乗れなかった後は次の動き、誰が、どのチームが行きたいのかを見極めることができ、追走することはできたが不発に終わった。その後は自分がきつく動くことができなかった。ほかのチームに身を任せて食らいつくだけだった。

自分の力のなさを感じたが、1年前と比べると確実に力はついている。気を落とさずにレースに臨みたい。

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