こんばんは。
今回のカテゴリーは1.2.3.+junior 。
かなり厳しいレースでした。
Ronde du Queyranのレースレポートです。
レース名: Ronde du Queyran
カテゴリー:1,2,3,junior
距離:110km
天候:曇り
コース:10km*11Lap
ホイール:c24前c35後
ギア比:52×11
結果:37位(-1Lap)
3回目の1カテゴリーのレース。今までのレースでの動きを生かし勝ち逃げに乗りたいところ。
自分のできることがどこまで通用するのか確かめたくレースに臨んだ。
コースは5㎞ほどにアップダウン、そこからいったん下ってからの1.5㎞ほどの上りがあり、ゴール前に勾配が上がる10㎞のコース。消耗戦になることが予想できた。
今回エントリーしてきたメンバーは1カテゴリーであるがエリートナショナルでおなじみの顔ぶれとのこと。特にミカエルラルプの動きに気を配る必要があるレースだった。
レース当日天候は曇り、車輪を置いておくと飛んでいくくらいの風が吹いていた。
スタート前の試走では下りが向かい風、アップダウンが横風、上りが追い風、勾配が上がるところで横向かい風になった。非常に厳しくなると思った。
レースは下りきったところでスタート。パレード区間でいつも通り動きやすい位置に陣取る。スタートからアタック合戦になり、決まらないまま上りへ入る。上りは中盤で入り、前が詰まると端から勢いでポジションを上げる。しかしここで城田選手がパンクで遅れる。その後勾配が上がる手前で2名の選手がアタック。片方は優勝候補のミカエルラルプ。アタック合戦後の1発で集団との差が開く。
そこへの追走が1テンポ置いてから3名ほどが行く。そこに自分も飛び乗る。恐ろしくきつかったが優勝候補ということもあり全力で追走。
2周目になるところで追いつき先頭6名になる。
この後下りきる手前で後ろから数名のグループが追いつく。
結局下り切った後に吸収され、カウンターで選手がばらばらに飛び出す。アップダウンの上りでのアタックでほぼ決まりそれが行ってしまい先頭が10名ほど。自分は辛くて動けない。見えていて乗らなくではいけないと感じるが動けなかった。
そのグループはタイム差を広げ集団は止まった。上りで追走が出て先頭、ちぎれグループ、追走5名ほど、集団となったがEQADSは全員集団内だった。
集団内では脚の差がかなりあり、集団の人数も徐々に減っていったが、前との差はどんどん開いていった。
自分はついていくことしかできず、集団に食らいつくだけ。横風にもやられ消耗するだけ。6周目で完全に力尽きて集団から遅れる。
完走目標でレースを走るが最後に-1Lapでレースを終えた。
順位はついて37位ジュニアの2位だった。
レースを振り返ると最初のアタック合戦を集団前方でやり過ごし、上りの後半でミカエルラルプのアタックに追走で追いつくことができた。これは自分の中でも自信になったがそこからがかなりきつく吸収された後は次の強い逃げに反応できる位置にいることができたが身体が全く動かなかった。ミカエルラルプは当たり前のように乗っていった。これがエリートナショナルの力なのだと痛感した。
レースの流れも優勝候補が逃げるとそこに力があるが乗っていないチームが全開で潰しに行くため自分ではかなりきついペースで逃げていても捕まり、カウンターで行くという流れが見事に行われた。2.3カテゴリーではほぼ見られない光景だった。
逃げが行った時には有力選手、チームがほぼ乗っており、集団は止まる。そうなればタイム差が開くだけだった。こちらの逃げに乗るべきだったのかもしれなかったが、ほかのチームの力が自分の予想よりもはるかに強かった。そして、レースの中でPioneerのMMPグラフ28秒~1分20秒を更新。アタック、飛び乗る力が上がってきていることは明確だった。それが分かったことは嬉しいが、レースの序盤でその出力を出してしまっては今の自分では確実に持たなかった。
自分の力が上がっていることが確認でき、ぎりぎり完走することはできたがこのレベルで戦うには全く力が足りていない。このことをしっかりと受け止めてトレーニングをするしか方法はない。
自分の足りないところを補うことと、残り少ない欧州での時間を大切にしたい。
Photo:https://picasaweb.google.com/112793170025173420258/6282396786670313601?feat=directlink