昨日行われたレースのレースレポートになります。
今回はU23ナショナルチーム初レースになり、初のUCIレースになりました。
是非ご覧ください!
レース名:PAIRIS-MATENS EN YVELINES
カテゴリー:UCI 1.2
距離:173km
天候 : 晴れ、曇り
コース:ライン173㎞
ホイール:Bontrager Aeolus 5 D3 Tubular前後
ギア比:53×11
結果:DNF
今回はU23初のナショナルチームでの活動になり、初のUCIレース。
先々週に風邪でコンディションを落とし、先週から回復してきた中でのこのレース。どこまで動けるかが不安ではあったが自分のやれることを全力で行うことでチームに貢献しようと思いレースに臨んだ。
コースはアップダウンのある173㎞のラインレース。コースよりも道が危険なことの方がレースをきつくする要因になるようなレイアウトだった。
レース前でのミーティングでは雨澤選手と岡本選手を10位以内に送り込むこと。そしてそれ以外の選手も乗れる逃げには躊躇せずに乗ること。これを言い渡された。
自分としては逃げに乗ることで前待ちすることを理想として動こうと決めてレースに挑んだ。
3分ほどのパレードの後町のはずれからスタート。アタック合戦に対してチームで対応する。
ペースがかなり速くアタックが決まらない。直感的にしばらく決まらないとは思うが交互に対応していた為にとてもやりやすい。
コース上の危険個所が多く皆前へ上がるため余計にペースが速かった。
逃げの決まることのないまま40㎞ほどが経過。そろそろ最初の山岳ということ確認し、90°右コーナーを曲がり細い上り区間に入る。入口が恐ろしく速く自分のペースで頂上が見えてから踏み始め15番以内で通過しその後の横風区間をほぼ先頭で入りローテーションに加わる。しばらくすると後ろが離れはじめ町中に入り道が細く障害物等が増えそこを全開で食らいつくと15秒ほどの差が開きさらにペースが上がる。あまりにも辛くローテーションを飛ばすとブチ切れられる。
Armée de Terreともう1チームが2人乗せ10名ほどの逃げになる。
1つ丘を越えるが前に出るのが精いっぱい。タイム差が30秒まで広がり皆回せ回せと叫ぶが生きている心地がしなかった。
この状態は自分だけでなく他のアマチュアチームの選手も同じような状態なのは確認できた。
この逃げを60㎞ほど過ぎたところでタイム差が詰まり10秒。捕まることと自分の限界だと思い脚を止める。ブチ切れられた選手に最後は後ろに引っ張られるが逆の立場ならそうして当然だった。
捕まる際に追走が出来ておりVENDEE Uが前に固まっていることは確認できた。
集団後方に戻り脚を休める。おそらく前が捕まった為に一旦ペースが落ち着くが少しの時間だった。
64㎞地点の2つ目の山岳をペロトンぎりぎりでこなすが辛い。74㎞地点3つ目の山岳で脱落。チームカーからうまく戻ってこいとの言葉で脚を休めてから後方のチームカーを使い90㎞ほどでペロトンに合流。
6つ目の山岳を前に石上選手に限界だと伝えできることを聞く。残ることがチームの為にも最優先と言われたがその山岳で完全に脚が止まりペロトンからこぼれ、チームカーを使い戻ることを試みたができずに136㎞地点で回収されレースを終えた。
レースを振り返ると走ってみると調子もよく序盤からしっかりと動くことが出来き、感もタイミングもよく逃げに加わることが出来た。しかし自分の耐えられる強度を超えていて残ることが出来なかった。
その後は何とか耐えしのぐことはできたが長くは続かなかった。その為2人をアシストすることはできなかった。
自分の良かった点とやるべき課題をしっかりと見れた今回のレースは自分としても次のステップへ進むための良い経験を積むことが出来た。ここから更に調子、力を上げていきたい。
スタート前からコントロールしてくるチームと危険な個所が多いと分かっていたこのレース。
実際に走ってみるとスタート後2時間のAv/s46㎞というペースもさることながら
片側通行、中央分離帯、街中のコーナー。すべての危険が含まれたぁ~ (笑)
よくJ-sportsで見たりする「ここ通るの?」という箇所がかなり多かったこのレース。
位置取りの重要性を再確認できたり
逃げの強度が桁違い。これがコンチチームか。と思い知らされました。
横風では本気で位置取らなくてはいけなくほんの少しの差で想像以上に脚を使うことを学んだり、、
自分のスキルアップにもかなり良いレースになりました!
本日はこれから昨年2位に終わったColomiersに出場します!
雨男のくせに昨日も天気が持ち、本日も雨予報が奇跡的の晴れ。
路面が乾いていきます!!!
今日勝てないと夜ご飯抜きらしいので...
そんなことなくても勝ってきます(笑)