遅くなりましたが、前回のレースのレースレポートです。
レース名:11éme Grand Prix National de Overture Cintegabelle
カテゴリー:1,2,3,junior
距離:114㎞
天候:晴れ
コース:9.5㎞×12周
ホイール:c35前後
ギア比:52×12
結果:DNF
今回のレースはフランスの拠点から10㎞ほどのところで開催された。いわば地元レース。カテゴリーが1,2,3,なのできついレース、前へ前へのレース展開が予想された。
今回の目標は先頭集団でのゴール。先週とはレベル、コースが違うためにまずはこのレベルで先頭に残ることが重要と考えた。
コースはスタート直後の3分の上り、その後のだらだらと走った後、横風区間になり下る。という1周9.5㎞を12周。114㎞で行われた。
このコースでレース前にレース走を行い、どこの区間がきついのかをしっかりと把握することができた。その中で3分の上りの強度に耐え、横風区間でポジション取りができれば残れるレースとレース前に考えた。
レース前の天気予報では雨。しかし、晴れ間が差し込み暖かな気温でレース会場へ。今年初めて脚を出してスタートラインについた。
スタート直後から前へ行きたい選手が踏んでいき、スタート直後から縦に伸びる。集団の空いているところを見ながら前へ上がり、上り後には前でレースを進めた。
1周目は逃げができにまま2周目へ。上り頂上を超えたところで前にグループができ、逃げが決まる。チームメイトは誰もいない。その後の横風区間で集団が縦に伸びる。脚を使ってでも前へ残ることを考え、追走するものの集団に飲まれる。その後集団で様子を見るが、逃げとの差は開いていった。
3周目。追走ができるものの吸収される。この周回からは横風区間で力の差が出て集団中盤からは一列に数グループに分かれ始めた。自分はそのグループの牽引役になっていた。前のグループに追いつくのに自力で追いつくもののグループごと引き連れていた。
4周目。上り頂上で集団の後ろにもがいて追いつこうとしオールアウト。ここで完全にちぎれ、気持ちも折れてしまった。そこからは完走だけを目指して走るが最終周回に入れったところでレース終了。
順位、タイム差わからずにレースを終えた。
今回のレースでは前に残ること。これを意識しすぎたあまり逃げが決まりそうな時の大半を踏んで追いつくことを繰り返していた。そして、グループが分断されたときの追走も自分の脚を使って追走。集団の追走も自分から回るようになっていた。レース後に考えればちぎれて当たり前のレースをしていた。
レース中にここで追いつけなかったらどうしよう。ここで前に乗らなかったらきついのではないか?
このことが先に頭に浮かび、やみくもに前に行こうとしていた。実際、体の調子は良かったが、それが空回りし、初心者のような走りだったとも言えた。そして、レースを半分も走らずにちぎれたことに対する情けなさでいっぱいだった。
ただ、前回1,2,3,カテゴリーを走った時よりは自由に動くことができ、高強度に強くなっている感覚はあった。
今回の反省を次のレース、練習でしっかりとクリアしていきたい。具体的に言うと自分の脚でレースするのは勝負所まで取っておくような走り。レースの流れをつかみ、周りを使ってレースを展開できるようにしていく。