レースレポート

2019 Tour de l’Espoir stage2

今日は1周9.3㎞を11周回102kmのロードレース。
結果は松田選手の3位でネイションズポイントを獲得することが出来ました。

2019/02/05

レース名: Tour de l’Espoir

カテゴリー : Ncup

距離:102.3km (9.3km×11)

ホイール: Bontrager D3 50mm

ギア比:11-28

結果:12位 TOP+00“02

第2ステージは昨日行われたコースの逆回り。しかし中央分離帯を挟んで昨日とは違う路面を走った為、穴の位置が分からなく不安でだった。

目標はTOPと0秒差で松田と大前選手をゴールさせること。ステージを狙うことはその次の優先度でレースに臨んだ。

スタート前の様子

パレード区間の交通規制が難しい為、3㎞ほどのローリングスタートでレースが始まる。

穴の位置が分からない為先頭で路面を確認する。ほかのネイションズカップとは違い、先頭をキープすることがイージーだった。

スタート直後

1台のトラックが立ち往生しておりレースが止まるもののしばらくして再開した。

流れとしては先頭付近で危険回避。5名以上の逃げに対しては1名以上を乗せるように対応する。

レースの様子

5周ほどでできた4人逃げに石原選手が入り、その後の追走で合計12名ほどの先頭グループができ、タイム差が徐々に開いてゆき1分ほどの差が開く。しかしパンクにより石原選手が集団に戻った為、ポルトガル、モナコが中心にコントロールしているところに自分も加わる。

残り4周ほどで30秒差にするとこれ以上縮めないようにと皆でペースを抑えた。しかしその時見えていたグループが周回遅れのパック。各国それに合わせてコントロールしてしまった為残り3周で1分30秒の差が生まれてしまった。

この為チームからは蠣崎、冨尾選手に回ってもらい差を詰める。

これがうまく回らず残り1周でタイムギャップは1分11秒。正直詰まらない差だと感じた為、松田、大前選手を落車回避と少しでも失うタイムを少なくする為に集団前方でゴールさせることで一致させる。

残り5㎞ほどで前に大きなグループが見えているがそれが先頭なのかはっきりわからない状態。松田選手と安全に行く予定だったが他の4名に合流する。集団内では場所も人数もよく、うまく機能していた。残り3㎞を切る段階でそのグループを飲み込む。残り約2㎞で先頭に出ると自分がトレインの最後尾に。最後のロータリーの前のコーナーで踏みやめて後ろを伸ばしてチームの様子を後ろから見ていた。

ロータリーはほぼ先頭で抜けている様子が見え、後ろからは頭を取ったようにも見えたが松田選手の3位でレースを終えた。

結果として松田選手が3位に入ることでネイションズポイントを獲得。まずはこの国に来た目的を達成することが出来た。

しかしながら残り10㎞を切った段階で1分10秒の差が埋まるレースはまずない。完全に展開に救われた。石原選手が逃げた後の追走に対して1名が逃げたからOKという事は甘く、それが勝ち逃げに立ったことを考えるとそこに大前、松田選手を送り込めなかったことは最大の反省点。スプリントに関しては勝つことは出来なかったものの初めてうまくいったかなと良い流れを作ることが出来た。

明日以降のステージでもチャンスを狙い、総合20位以内に1名でも多く食い込みたい。

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